その中でも、この本は、女性不動産投資家の本でも秀逸な出来です。
特に響いたのが、
「何が起こるかはわからないけど、飛び込まなければ生活が出来ない」
というフレーズ。
新しいことをはじめるのは、誰でも怖いこと、でも飛び込む勇気を持たなければならないということを教えてくれました。
また、
「大家になっている人が多いけれども、投資家になるべき」
「お金があればなんとでもなるってことは、かなりある」
の二つのフレーズは心にしみました。
この本に出ている人全てがみな不動産投資に人生をかけて取り組んでる方ばかり。
投資手法はそれぞれ違うけれど、とても参考になりました。
以下、私のメモからです。
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うっちゃんさん:
・不動産を持つということは家にもう一人働き手が増えるのと同じ。うっちゃんの家賃収入は月150万円(借金なし)
・小さな物件をコツコツと積み上げた。
・ファミリータイプのものばかり
・築古の小規模な物件は収益の割に手間がかかる。
・所有物件:戸建1戸、区分4室、RCマンション1棟、鉄骨アパート2棟
・リフォーム(リノベ)は女性デザイナーに依頼
・法人化するときに高齢者を対象にした起業助成金で500万円もらった
・うっちゃんは出版をきっかけに講演等の依頼が殺到した。
ちはさん:
・最初の2件(2950万円、2300万円)のみローンを組んだ。(最初の2件は売却済)あとはキャッシュ。
・所有物件:戸建2軒、アパート2棟の合計9世帯。借金なし
・寝抵当を使った
・不動産投資を成功させるには、最初にある程度の資金が必要だが、やりくり次第で参入する方法はたくさんある。
・赤羽の中古戸建を800万円で買ったのは好立地で客付けに困らないから
→場所が良いと決まるのが早い
戸建はアパートより管理が楽チン
・その後、北千住の中古戸建を650万円で購入。16%。
・買うべきなのは都心の埋まりやすい場所にあって、キャッシュフローを生んでくれる物件。
さらに、バストイレ別、エレベータなしがよい。
・不動産投資により「イヤなことを我慢してまで働き続けることはない」と考えるようになった
・「今ある100万円をどこに使うのが一番得か」をExcelで綿密に計算する。(ちはさんの夫)
yukaさん:
・全て2DK以上
・毎年単身者用の新築アパートは乱立する。
・2DK以上は地主が上棟しており、まずまずの仕様である可能性が高い。荷物があると引越しのサイクルが長くなる
・一階が駐車場ということも条件にしている。
・賃貸経営は「心のゆとりと柱」
・ひとつの柱だけでは子供が育てられないかもしれない。人生何があるかわからない。何があっても暮らせる柱が必要。
・excelで物件評価シートを作っている。
・ローンは返せるだけしか借りない。
・家族を思いやる気持ちを示せば、家族の理解も得られ、保証人にもなってくれる
赤井誠さん:
・3年で資産3億円、月収入300万円
・利回りは12%以上、確保する。
・得たキャッシュは新規物件の購入、借入金返済のみに使用。
・他の投資家もそうであるが、不安に感じた物件はすぐに手放している。(売却済物件も多い)
・家族のために不動産投資をやっている。その目的からずれたら不動産投資をやめる。
・家族に不安が消える根拠をしっかり伝えることが必要
キートス妻さん:
・長男3歳、夫48歳、妻36歳、夫の定年後も安定して暮らすために不動産投資をはじめた。
なつみかんさん:
・手取り18万円と20万円の夫婦で不動産投資をしている。
・毎月20万円貯金
ヒロシ夫妻さん:
・400万円店舗(11%)、19万円戸建(126%)、330万円戸建(25%)と低価格物件を増やしていっている。
・指値を通すには不動産屋さんのタバコの銘柄を覚えるくらい親しくなる必要あり。
・19万円の戸建は190万円で売りに出されていた。
・用がなくても不動産屋に電話したり、顔を出して、情報を得ている。
ぺっぺさん:
・不動産は「自分や子供を守る盾」
・物件はきちんと手をかければ答えてくれる。子供と同様、愛情が必要な物件はたくさんある。
キュリアスさん:
・家賃収入年間1億円
・仲介もやっている。仲介と家賃収入が同じぐらい
・大家ではなく、投資家として買っているので、手離れの良い物件しか買わない。
・投資家を目指すべきである。
・不動産は目的ではなく手段である。目的と手段を明確にする
・お金があればなんとでもなるってことは、かなりある。105歳の祖母の施設の費用も払っている。
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